【初心者向け】ガンプラとは?グレードの違いを徹底解説!

この記事は約6分で読めます。

こんにちは、当ブログ「ガンプラ道場」へようこそ!

この記事では、これからガンプラを始めたい!という初心者の方に向けて、

  • 「そもそもガンプラって何?」
  • 「どんな種類(グレード)があるの?」

という基本の「き」から解説していきます。

ガンプラとは?

ガンプラとは1979年から放送を開始した「機動戦士ガンダム」シリーズに登場するモビルスーツやモビルアーマーなどのプラモデルのことです。
1980年にバンダイから発売されて、2020年に40周年をむかえる人気シリーズです。

KuRo
KuRo

累計販売個数はなんと7億個を超えているようです!

現在のガンプラは長い歴史の中で培われてきたバンダイの技術が詰め込まれています!

現在、ガンプラには様々なグレードが用意されており、それぞれ魅力的なガンプラが発売されています。

ガンプラの「グレード」ってなに?

ガンプラにはいくつかのグレードがあり、それぞれに

  • スケール(大きさ)
  • パーツ数・組み立ての難易度
  • 価格帯
  • ディテール(細かさ)

などの違いがあります。

初心者が最初に迷いやすいのが「どのグレードを選べばいいの?」という点。ここでは、代表的な8種類を紹介します。

各グレードの詳細紹介

旧キット

1980年代に発売された初期のガンプラシリーズです。
後述のシリーズとは異なりグレードの区分がない為、旧キットと呼ばれています。
1つ300円代と発売当時の価格のまま発売されており、手ごろな価格で購入ができます。
しかし、初期のガンプラなので現在のガンプラとは異なり、単色で接着剤が必要なパーツが多く、目立つところにパーツとパーツの合わせ目ができてしまうことが多く、初心者にはなかなか難しいシリーズです。

EG(ENTRY GRADE)

2021年からスタートした初心者向けのシリーズです。
価格は1000円前後となっています。
パーツをランナーから手で外すことができるので最低限ガンプラ制作に必要であったニッパーすら必要ありません。
パーツ数も少なく、先程の旧キットと異なり色分けもされているのである程度のクオリティで制作が出来ます!
ガンプラにはじめて挑戦する方やお子さんにおすすめです。

HG(HIGH GRADE)

現在のガンプラの主流となっている1/144スケールサイズのグレードです。
数多くの機体がHGから発売されているので、あなたの欲しいガンプラもHGから発売されている可能性が高いです。
EGよりパーツ数は多いですが、後述のグレードと比較すると作りやすいパーツ数であり、尚且つ高いクオリティを両立しているグレードです。
宇宙世紀シリーズの機体のキットであるHGUCや、ガンダムSEEDシリーズの機体のキットであるSEED HGなどの派生も存在しています。
価格も1000円代〜10000円超まで様々です。

RG(REAL GRADE)

2010年に登場したRGはHGと同様に1/144スケールですが、HGより精巧な内部フレームを有しており、より細かなディテールを再現しています。
HGと同じサイズながら細かなディテールを再現している為、一つ一つのパーツが小さいため中級者向けのグレードです。

MG(MASTER GRADE)

ガンプラ15周年企画として1995年に登場したMGは、1/100と先述のEGやHGよりも大きなサイズのグレードです。
大きいだけでなく、内部構造も作り込まれているのが特徴です。
中上級者に非常に高い人気を得ています。
価格は5000円〜10000円程度です。

RE/100

2014年に登場したRE/100は1/100スケールでMGに似た立ち位置のグレードシリーズです。
外装はMGのような作りですが、内部構造は簡略化されており、作りやすさとの両立が図られています。
また、RE/100のラインナップにはこれまでにあまりキット化されてこなかったコアな機体がキット化されている傾向があります。
価格は5000円〜8000円程度です。

PG(PERFECT GRADE)

ガンプラの中でも最高峰に位置するグレードがこのPG(パーフェクトグレード)です。

スケールは1/60と非常に大きく、組み立てたときの迫力は圧巻。存在感はまさに“究極”の名にふさわしいものです。

内部フレームやLEDユニット、開閉ギミック、外装の精密なディテールなど、リアリティと可動性にとことんこだわった設計がされています。

その分、パーツ数も非常に多く、組み立てにはかなりの時間と根気が必要です。ガンプラにある程度慣れてから挑戦するのが理想的でしょう。

また、1体あたりの価格も2万円前後から高いものでは3万円を超えることもあり、まさに“ハイエンドモデル”といえるグレードです。

最近では、さらに進化した「PG UNLEASHED(アンリーシュド)」シリーズも登場し、パーフェクトグレードの名に新たな価値を加えています。

SD(SUPER DEFORMED)

「かわいいガンプラが欲しい!」という方におすすめなのが、このSD(スーパー・デフォルメ)グレードです。

特徴はなんといっても、2〜3頭身にデフォルメされた可愛らしいデザイン。スケール表記はなく“ノンスケール”ですが、その分コンパクトで飾りやすく、置き場所にも困りません。

パーツ数が少なく、接着剤や塗装も不要なモデルが多いため、ガンプラ初心者やお子さまでも気軽に楽しめます。

組み立て時間も短く、初めての一体にぴったりです。

また、シリーズによっては三国志をモチーフにした「三国創傑伝」や、武将風デザインの「BB戦士」など、オリジナルの世界観を持ったバリエーションも豊富です。

価格も手頃で、600円〜1,500円程度と、ガンプラの中でも最も手に取りやすいグレードのひとつです。

その可愛らしさとは裏腹に、意外と塗装や改造などのアレンジにも向いており、上級者にも根強い人気を誇っています。

各グレードの特徴まとめ(一覧表)

グレードスケール難易度特徴価格帯(目安)
旧キット1/144などレトロなデザイン。接着剤が必要な場合も300円~
EG(ENTRY GRADE)1/144工具不要で完成。初心者に最適770円〜
HG(HIGH GRADE)1/144★★種類豊富でコスパ◎1,000〜2,500円
※中には10000円越えも有
RG(REAL GRADE)1/144★★★精密な構造と高可動5,000円程度
MG(MASTER GRADE)1/100★★★内部構造もあり組みごたえ◎4,000〜7,000円
RE/1001/100★★簡略化されたMG風。マイナー機多め4,000円前後
PG(PERFECT GRADE)1/60★★★★★最高峰のサイズ&価格15,000〜30,000円以上
SD(SUPER DEFORMED)ノンスケールデフォルメ体型で可愛い600〜1,500円

初心者におすすめのグレードは?

  • とにかく簡単に組みたい! → EG
  • 種類も多くて遊びやすい! → HG
  • 可愛くて飾りたい! → SD

まとめ

ガンプラには多くの種類がありますが、どのグレードにも魅力があります。初心者の方は、まず「EG」や「HG」から始めてみるのがおすすめです!

このブログ『ガンプラ道場』では今後も、

  • キットのレビュー
  • 初心者向けの制作ガイド
  • おすすめ道具の紹介

などを発信していきます。一緒に“ガンプラ道”を楽しんでいきましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました